TOPIC 23
生成AIの普及に伴い、翻訳やシステム開発、イラスト制作などの分野で発注単価の引き下げや依頼の減少が生じています。その一方で、AIの誤りを確認・修正する作業や難易度の高い案件への対応など、現場の実務負担は増加しています。作業が容易になったと見なされて予算や日程が削られる状況に対し、見合う対価の保証や発注側の理解を求めています。
12件の意見・9件の会話から
“AIが入ることで、実際は作業工程や注意すべきことが増えているけれど、大本のクライアント的には楽になっていると思われがちなのか、単価が減ったりしています。AIが入ることで本当に仕事が楽になるのならまだいいですが、そうでもない、むしろ大変になっているのに単価が減らされるのは納得できません。”
要約AIの導入で確認工程や注意すべき点が増えているにもかかわらず、作業が楽になったと見なされて単価を減らされることに納得がいかない。
この発言を会話の中で読む“一般的に「おこしやすい」案件はAIに取られてしまう可能性があると思っています。逆に雑音が多かったり、発言が重なるなどで聴き取りにくいもの、話者が多く判別が難しいもの、方言やご老人など滑舌が悪い発言、固有名詞や専門用語の多い案件など、一般的に「おこしにくい」案件は、人間の作業を必要とするかなと思います。つまり、今現在、ストレスの多い案件だけが残りそうな気がします”
要約音声認識AIの精度が上がると、起こしやすい案件はAIに代替される。その結果、聞き取りにくく負担の大きい案件だけが人間の作業として残る見通しを持っている。
この発言を会話の中で読む“むしろ、AIあればこんなんすぐできるでしょって成果物を今までより早く要求されるようになりそうで、むしろ怖いです”
要約AIを使えばすぐに作成できるとみなされ、以前よりも成果物を早く提出するよう要求されることへの不安がある。
この発言を会話の中で読む“簡単ものなら素人でもAIでできるようになり仕事が減った。 またAIで簡単にできるでしょと言われることも増えた”
要約簡単な制作物を素人がAIで作れるようになり仕事が減ったほか、AIで簡単にできると見なされることが増えた。
この発言を会話の中で読む“「AIに出力させた翻訳と違うのはなぜか」という質問が増えました。あきらかに「AIの訳は間違っていない、あなたは間違っているのでは」という偏見が含まれています。文脈を取って意訳するとかならずこういう指摘が来ます。”
要約文脈を踏まえて意訳を行うと、AIの訳が正しいという前提で理由を問われる機会が増えています。
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