TOPIC 10
AIの活用が進む一方で、出力されたコードや文章の誤りを検証し、手直しする確認作業に追われる場面が増えています。クライアントや関係者が作成した質の低い生成物の修正依頼も多く、現場の作業負担となっています。AIからの即座の返答への対応や並列タスクの処理により、PCに張り付く時間が増えて疲弊する声もあります。難易度の高い確認作業が増加したにもかかわらず、作業が効率化されたとみなされて単価を減額される不満も生じています。
25件の意見・18件の会話から
“自分が丁寧に作成した報告書の書類に対し、数分で大きく書き換えて戻ってきて、内容が変わって元の文脈が無視されていたことなど”
要約丁寧に作成した報告書が文脈を無視して数分で書き換えられるなど、AIへの丸投げによる作業に疲れを感じている。
この発言を会話の中で読む“そのままだと飛躍的すぎていたのでもう少し現実的な口調で書きましたね。”
要約職務経歴書の作成でAIを利用した際、出力内容が飛躍しすぎていたため、より現実的な口調に修正して反映させた。
この発言を会話の中で読む“AIが入ることで、実際は作業工程や注意すべきことが増えているけれど、大本のクライアント的には楽になっていると思われがちなのか、単価が減ったりしています。AIが入ることで本当に仕事が楽になるのならまだいいですが、そうでもない、むしろ大変になっているのに単価が減らされるのは納得できません。”
要約AIの導入で確認工程や注意すべき点が増えているにもかかわらず、作業が楽になったと見なされて単価を減らされることに納得がいかない。
この発言を会話の中で読む“結局早くなったというよりは、例えば資料を、よりたくさん読むようになったり、メールについてより慎重に表現や相手の意図を読むようになった、ということで時間はあんまり変わっていない。”
要約AIの導入によって読む資料の量が増え、メールの表現や意図を慎重に確認するようになった。そのため作業にかかる時間は以前とあまり変わっていない。
この発言を会話の中で読む“コードのレビューを安全にAIにまかせることができるチェック体制にしていかないといけないと思う”
要約AIによる成果物の作成スピードに人間のチェックが追いつかなくなるため、コードレビューを安全にAIへ任せられる体制を整備する必要があると考えている。
この発言を会話の中で読む“そういった、知識や技術のない人が中途半端に作ったHPやLPの「お直し」の仕事が増えました”
要約知識や技術のない人がAI等で中途半端に制作したWebサイトのエラーや不備を修正する仕事が増えている。
この発言を会話の中で読む“1番良い面は、作業系を担当してもらえること。 1番悪い面は、仕事のバラエティが増え、頭の切り替えが難しくなると感じること”
要約AIに作業を任せられる利点がある一方、仕事の種類が増えて頭の切り替えが難しくなると考えている。
この発言を会話の中で読む“AIを並列実行しており、タスクごとの脳の切り替えコストが増えた。メンバーからもAIによるアウトプット量増加で処理する量が増えた”
要約AIを並列で実行することで頭の切り替えコストが増加し、周囲のアウトプット増加に伴って処理すべき量も増えている。
この発言を会話の中で読む“一般的に「おこしやすい」案件はAIに取られてしまう可能性があると思っています。逆に雑音が多かったり、発言が重なるなどで聴き取りにくいもの、話者が多く判別が難しいもの、方言やご老人など滑舌が悪い発言、固有名詞や専門用語の多い案件など、一般的に「おこしにくい」案件は、人間の作業を必要とするかなと思います。つまり、今現在、ストレスの多い案件だけが残りそうな気がします”
要約音声認識AIの精度が上がると、起こしやすい案件はAIに代替される。その結果、聞き取りにくく負担の大きい案件だけが人間の作業として残る見通しを持っている。
この発言を会話の中で読む“ひとまず生成AIを毎日勉強しているが進歩が著しく、無力さを感じる”
要約生成AIの勉強を毎日続けているが、進歩が速すぎて追いつけず無力さを感じている。
この発言を会話の中で読む“AIに何か指示をして作業させていないと、時間を無駄にしているように感じ、逆にPCにつきっきりという感じではあります。忙しさは変わらない気がして、不思議です”
要約AIに指示を出して動かしていないと時間を無駄にしている感覚があり、PCにつきっきりになって忙しさが変わらないと感じている。
この発言を会話の中で読む“関係者からのAIスロップが日に日に増えていると感じるため、それをさばくための知識やノウハウとスピード感は必要になって来そうです”
要約関係者から粗悪なAI生成物が増加しており、それらを適切に処理するための知識やノウハウ、処理速度が求められている。
この発言を会話の中で読む“エンジニアの開発の仕事がやりたくないことだらけでつまらなくなったので、他の方向に軸足を移しています”
要約AIの影響によって開発業務にやりたくないことが増え、つまらなくなったと感じている。
この発言を会話の中で読む“大量生産されるAIのゴミと、経営層の無理解や過度の生産性追求により、仕事の難易度が今より高くなり、環境は悪化する”
要約質の低いAI生成物が増えることや、経営層の無理解と過度な生産性要求により、今後は仕事の難易度が上がって労働環境が悪化すると見込んでいる。
この発言を会話の中で読む“そもそも人がやるべき部分が減ってきているし、AIがあまりに多くの作業をこなすので人がチェックするのはほぼ不可能です”
要約人が担当する領域が減り、AIが処理する作業量が膨大なため人間が直接チェックすることが困難になっている。
この発言を会話の中で読む“「AIに出力させた翻訳と違うのはなぜか」という質問が増えました。あきらかに「AIの訳は間違っていない、あなたは間違っているのでは」という偏見が含まれています。文脈を取って意訳するとかならずこういう指摘が来ます。”
要約文脈を踏まえて意訳を行うと、AIの訳が正しいという前提で理由を問われる機会が増えています。
この発言を会話の中で読む“ますます効率化する一方、AIが導き出す情報量が多いので、それを消化するのが大変。また、仕事のやり方や役割が変わると思っている”
要約業務の効率化が進む反面、AIが提示する情報量が多いため消化に負担がかかり、今後の役割や進め方の変化を予想している。
この発言を会話の中で読む“これまで見つけられなかった問題解決方法だったり、各現場の問題点の解決用アプリの作成時の解決方法をアイディアだしの手間が省けるかと思います。ただその分確認作業が多くとる感じになりそうです。”
要約今後、課題解決のアイデア出しにかかる手間は省けるものの、その分の確認作業に時間を取られるようになると見込んでいる。
この発言を会話の中で読む“自分の不得意な分野についてもAIを使って仕事ができるようになったが、セキュリティー部分への注意やハルシネーション検証にエネルギーを使うのが疲れる。”
要約AIの活用によって不得意な分野の業務に対応できるようになった一方、セキュリティの配慮やハルシネーションの検証に多くのエネルギーを費やしている。
この発言を会話の中で読む“AIを使うことで案件難易度は上がり予算が減らされている状況になることが多いため、予算を安易に下げたり、楽観的にタイトなスケジュールを組んでしまわないよう、仕事とお金と時間のリテラシーを向上していただきたい”
要約AIの導入により案件の難易度が上がる一方で予算が削られる傾向があるため、安易な予算削減や無理な日程設定を行わないよう、発注側の理解を求めている。
この発言を会話の中で読む“ただ、知識や技術のない人が作ったHPやLPは、イレギュラーなトラブルに弱いと思っています。実際に「503エラー」が出ただけでパニックになったりしています。また、適切なプロンプトで作られていない場合も多く、コードが重複していたりしてSEO的に不利になっている場合もあります”
要約専門知識のない人がAIで制作したWebページはトラブル対応が難しく、不適切なプロンプトによるコードの重複などSEO上の問題が生じる場合がある。
この発言を会話の中で読む“AIの出力を人間が直す作業が主流になると、時給ベースで働くことになります。時給を高くキープできる事務所と仕事をしないと、生活が苦しくなるでしょう。”
要約AIの出力を修正する業務が主流になると時給制となり、高い時給を維持できる取引先を選ばなければ生活が成り立たなくなると考えています。
この発言を会話の中で読む“AIになにか頼むとすぐにレスポンスしてくるから、対応するこちらが疲れてくる”
要約AIからの即座のレスポンスに対して人間側が休む間もなく対応を続けることになり、疲労を感じている。
この発言を会話の中で読む“AIに仕事の遂行を任す機会が増えて生産性が飛躍的に向上した。一方で働く時間はやや伸び、タスク量としては大幅に増えた印象がある。その分脳への負荷やストレスを感じる機会がある”
要約AIの活用により生産性は上がったものの、タスク量や労働時間が増え、脳への負荷やストレスが生じている。
この発言を会話の中で読む“固有名詞が多いものや雑音が多いもの、話者人数が多いものなどはむしろ修正も多く、それらしく書いてあると見落としがちになるので神経も使い、余計に時間がかかることもあります”
要約AIが作成した原稿は、固有名詞や雑音が多いと修正が増える。もっともらしい誤りを見落とさないよう神経を使うため、余計に時間がかかることがある。
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